ゲームの進化について

最近はテレビを見ているとソーシャルネットワークゲーム、カードゲームのコマーシャルがいっぱい流れています。今は専用ゲーム機だって据え置き型のものから携帯型もあるし携帯電話やスマートフォンでだってゲームが出来ますからね。それぞれの特性をよく掴んで開発してるからか、それぞれのプラットホームとの住み分けがあって、ゲーム好きはもう壱日中ゲームをやっていないと追い付かないのではないかとさえ思います。

昔の、ファミコンや8bitパソコンでのゲームを知る世代だとあのドットの粗い色数も16色程度の小さなスプライトキャラクタで動くアクションゲームの趣が懐かしいですね。BGMだって今みたいな音じゃなくPSGの矩形波音源のピコピコ音。後に少し良くなってFM音源。ローレゾリューショングラフィックの背景に想像力を加味して画面の奥に広がるアナザーワールドを楽しんでいました。

最近、新しいシリーズの出た有名RPGだって最初はそんなジャギーだらけの画面だったのですけど、今はスマートフォンの画面は当時のゲーム画面よりもハイレゾリューションだしグラフィックはアンチエリアシングの利いた滑らかで24bitか、あるいは32bitの色分解能で作られたもの。時代の隔世感というものは極めて大きく、圧倒的です。しかし、イメージの情報量が多い分、空想で補う余地は少なくある意味で画一的な世界観が多いように思うのです。ことソーシャルネットワークゲームには特に。いいのかなー、大丈夫かな、って。’